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春一番名付けの日。1859年の旧暦2月13日に壱岐郷ノ浦(現在の長崎県)で突風が発生し、漁師53名が亡くなる等の被害が出ました。それ以前から地元の漁師達は春の初めに吹く強風を「春一」と呼んでおり、1950年代以降マスコミが積極的にこの言葉を使うようになった事で一般に認識されるようになったそうです。
春といえば桜ですが、皆さんは桜にどんなイメージをお持ちでしょうか?美しい、儚い、…色々あるかと思います。この本に登場する桜は勿論そういった側面を持ちますが、力強さの象徴でもあります。ネットから人気に火がつきCMソングにもなったボカロ楽曲「千本桜」をベースに、PVを手掛けた一斗まる氏がストーリーを書き下ろした「歌のノベライズ本」という少し珍しい一冊です。大正時代風のハイカラなPVの世界観をそのまま楽しめます。 MCL編集部 (小)
今日の一冊0783 (2015/02/15)