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1958年の今日「国民健康保険法」が公布されました。それまでは勤め人ではない農業者などは健康保険に加入できなかったそうです。
健康保険証を持って病院に行くことが一般的ではない時代に育った明治生まれの祖父母は、ドクダミのお茶やヨモギ餅となどとして野山の植物を利用していた記憶があります。『毒草・薬草辞典』は、国内で見られる代表的な薬草・毒草が旬の時期の写真と解説で紹介されています。毒草と薬草は表裏一体、人間の使い方でどちらにも変わりうるのだとか。美しい観賞用植物も、水仙やツツジには毒があり、牡丹の根皮や百合の根は薬などの原料になるそうです。イチョウの葉を本に挟んでおくと虫除けになるなんて…ちょっとおしゃれで試してみたくなりました。 MCL編集部 （紀）
今日の一冊0733号 (2014/12/27）
