連綿と連なる本の縁
人の縁が次々とつながった、類稀なる世界に2つとない幕別町の宝物、「北の本箱」がスタートしたのは平成9年11月。作家の森村誠一さん、資生堂名誉会長の福原義春さん、劇作家の平田オリザさんをはじめ、これまでに寄贈された本は約4万冊にものぼります。
事の発端は、『現代ニッポンにおける人生相談』(週刊朝日別冊 1997/6/15号)の記事で、評論家や作家のみなさんが本の置き場に悩んでいることがわかり、「幕別町がお引き受けします」と手紙を出したことから始まりました。
寄贈くださる著名人の方々によって、絶えず続く北の本箱の20周年にあたり、幕別町の町友でもある平田オリザさん、経済界随一の読書家といわれる福原義春さんに、北の本箱のこと、本のことなどについてお話をうかがいました。
◆平田オリザさん 『図書館は新しい広場』
◆福原義春さん 『本のこれから』