書名 |
女性ホームレスとして生きる 貧困と排除の社会学 |
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著者 | 丸山 里美∥著 | |
著者典拠 | ||
出版者 | 世界思想社 | |
出版年 | 2013.3 | |
ページ数 | 11,289p | |
大きさ | 20cm | |
ISBN |
4790715930, 978-4-7907-1593-1
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分類記号 | 368.2 | |
内容紹介 |
女性ホームレスの知られざる生活世界に分け入り、個々の生活史や福祉制度の歴史から、女性が社会的に排除される過程を浮き彫りにするとともに、自立を迫る制度の前提にある主体とは何か、意志とは何かを問い直す。
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目次 |
第1章 女性ホームレスのエスノグラフィに向けて
1 ホームレス論の現在
2 ホームレス論における女性の存在
3 抵抗の主体と女性の排除
4 フェミニズム研究における女性ホームレスの位置
5 ポスト構造主義のジェンダーと主体
6 調査の方法
7 本書の構成
第2章 女性ホームレスとは
1 隠れた女性のホームレス
2 なぜ女性の野宿者は少ないのか
3 貧困女性の生活実態
4 ホームレスへといたる排除の過程
5 女性ホームレスという問題
第3章 女性ホームレスを対象とした福祉体制の成立
1 ホームレス型貧困政策と女性
2 戦前の政策
3 戦後の政策
4 貧困政策における二つの女性像
第4章 福祉施設の利用とジェンダー規範
1 福祉制度の内包する女性観
2 女性ホームレスへの福祉的対応
3 A宿泊所の概要
4 利用者の生活史と入所の経緯
5 処遇の方針と支援の方向性
6 ひとつの社会的期待としてのジェンダー
第5章 女性野宿者たちの生活世界
1 女性野宿者の生活史
2 野宿生活の困難
3 女性野宿者たちの生活戦術
第6章 野宿をすることと野宿を脱すること
1 野宿者の抵抗と主体性
2 野宿生活の意味
3 創発する共同性
4 彼女たちの「選択」
5 断片的であること
第7章 変化のプロセス
1 支援のはたらきかけと時間の流れ
2 「女のおしゃべり会」
3 女性野宿者の生活史と野宿生活の状況
4 居宅生活へ
5 「意志」なるもののありか
6 主体となるプロセス
第8章 主体化の魔力に抗して
1 主体への着目と女性の排除
2 主体化の問題
3 ケアの倫理
4 自立と依存
5 自立能力の涵養
6 未来を構想すること
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キーワード | ホームレス 女性 | |
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