中央公論新社∥編、寺田 寅彦∥〔ほか著〕

科学者にして名文家であった寺田寅彦、中谷宇吉郎、湯川秀樹。国語教科書で彼らの文章と出会い、科学への扉を開かれた者は多い。この3人を中心に、岡潔、矢野健太郎、福井謙一、日高敏隆の名随筆を収録する。「教科書名短篇」シリーズ唯一の随筆集。

内容:科学者とあたま 寺田寅彦著. 簑虫と蜘蛛 寺田寅彦著. 蜂が団子をこしらえる話 寺田寅彦著. 茶碗の湯 寺田寅彦著. 藤の実 寺田寅彦著. 鳶と油揚 寺田寅彦著. 蜻蜓 寺田寅彦著. 科学以前の心 中谷宇吉郎著. 地球の円い話 中谷宇吉郎著. 立春の卵 中谷宇吉郎著. 科学の限界 中谷宇吉郎著. 詩と科学 湯川秀樹著. 原子と人間 湯川秀樹著. 科学と環境 湯川秀樹著. 目と手と心 湯川秀樹著. 単数と複数 湯川秀樹著. 具象以前 湯川秀樹著. 創造性の尊重 湯川秀樹著. 少数意見 湯川秀樹著. アインシュタイン先生の想い出 湯川秀樹著. 発見の鋭い喜び 岡潔著. 科学的なものの考え方 矢野健太郎著. 広く学ぶ心 福井謙一著. チョウの飛ぶ道 日髙敏隆著