ゲーム「星のカービィ」から生まれた、大人向け絵本シリーズ「いつでもカービィ」の第11弾。一緒に作ったクッキーを食べるために、外へ出かけたカービィとエフィリン。だけどいつもの場所は地面が崩れてしまっています。他の場所を探しに行ったカービィたちは、あちこちを巡ってやっとどこも崩れていない静かな場所を見つけました。だけどふたりが選ばなかった場所も、他のお友達にとっては居心地がいいようです……本物のお菓子で表現されたカービィたちがかわいい『きみとお菓子を食べる場所』。
春。冬眠から目覚めて遊びに出かけたムーミントロール達は、黒いシルクハットを拾います。しかし、それはただの帽子ではなく、中に入れたものを別のものに変えてしまう魔法の帽子だったのです。帽子から生まれた雲に乗って遊んだり、ムーミントロールが不気味な姿に変身したり、家がジャングルになったり……魔法の帽子をめぐって巻き起こるムーミン谷のひと騒動を描いた『たのしいムーミン一家』。時々事件は起きるけれど、どんな時でもみんなが自分の素敵だと思うものを信じて生きているムーミン谷は平和だなぁ、としみじみ思います。
『コジコジにきいてみた。』の案内役は漫画「コジコジ」の主人公・コジコジ。不思議な生命体であるコジコジにお悩み相談をするというコンセプトの一冊ですが、とにかく切れ味が凄まじいです。「Q,好きな人に振り向いてもらうには?」という相談には「A,相手にしてくれなきゃ、こっちも相手にしなきゃいいのに」。「Q,こんなボクでも少しは役に立てますか」に対して「A,みんな役に立っているんだね、コジコジは役に立ったことないよ」……これだけでは、ただ身も蓋もないと思われてしまいそうなので、個人的に素敵だなと思った問答もひとつ紹介します。「Q,(答えを)一つにしぼれません」「A,じゃあ全部 全部一番好き」 MCL編集部(小)
三冊堂767(2026/06/04)


