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ひらがなさん達が仲良く暮らす村で、ある日事件が起こりました。「う」さんや「ふ」さん達の自慢の点がなくなったのです。さらに次の日には「い」さんや「け」さん達の左半分がなくなりました。謎解き名人の「ん」さんと「め」さんが事件の謎を解き明かします。ひらがなの形や特徴に注目した謎解きストーリー絵本『ひらがなさん、じけんです!』。
昔々、言葉の世界がありまして、その真ん中に穏やかなひらがなの国がありました。ある日の午下がり、ちょっとした事件が生じました。道端に濁点のみが置き去りにされていたのです。実はこの濁点、長年「ぜつぼう」に仕えていた濁点でした。新たな主を探していた濁点でしたが、中々見つかりません。そこに現れたのは大きな「おせわ」。濁点をある場所に連れて行き・・・。講談調の文章もリズムが良く声に出して読みたくなる『ぜつぼうの濁点』。
本は開きっぱなしにしておくと、文字達が夜中に本から飛び出してお喋りを始めるのです。らっちゃんが開いたまま眠ってしまった本の中から話し声が聞こえます。「は」が、「ハ」になったり「ワ」になったり忙しいと嘆くと、「が」は「は」は出しゃばり過ぎだと怒ります。「は」が乱暴に「が」を蹴とばすと、蹴られた「が」は濁点が取れて「か」に。「か」がぶつかった「き」は「さ」にと大騒ぎ。らっちゃんが起きてくる前に元に戻ることはできるのでしょうか?他にもジュースが染みた本の文字達がアリに食べられるお話や、へのへのもへじのお話といったひらがなにまつわる3編を収録した『ひらがなだいぼうけん』。 MCL編集部(知)
三冊堂764(2026/05/14)


