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北海道でも暖かい日が多くなり、日本各地でお花見シーズンとなるこの時期。桜だけにとどまらず、色とりどりの花が芽吹くにぎやかな季節にお花に関する三冊をご紹介します。
『チリとチリリさくらのおはなし』は、20年以上愛され続ける”どいかや”さんの絵本シリーズ最新作。今回もトレードマークの自転車に乗って、小さな姉妹がお花の道を進みます。大きな桜の木の下では動物たちがお花見をしていて、オリジナルのさくらスイーツを作ってくれるキッチンカーも来ていて。優しいタッチのイラストと言葉遣いがほっこりするシリーズ春のお話です。
手のひらサイズのハードカバーで様々なジャンルを解説する人気の”辞典”シリーズ”の一作『花の辞典』。たくさんの季節の花の基本情報からアレンジのコツまで、写真と共に解説してくれています。手のひらサイズの装丁が綺麗かつ可愛らしくて、道で花を見かけるようになるとなんとなく持ち運んで見たくなる一冊です。もちろん、花言葉も紹介されていて、誰かに花を贈るときにも重宝するビジュアルブックとしても楽しめる辞典となっています。
お花屋さんが舞台の物語『花屋さんが言うことには』は、ブラック企業勤めで疲れ果てていた主人公が花言葉などのお花の知識を通して、お花屋さんを訪れる人々の心情や自分自身と向き合っていく物語。誰かをお祝いする花、少し切ない花など、お花を求める事情は人それぞれ。一つひとつの花に込められた様々な想いや、そんなお花を届けることで自分の心と向き合うとする主人公のひたむきな姿に心がほっこり温かくなる一作です。 MCL編集部(羽)
三冊堂761(2026/04/23)


