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満月の夜に気まぐれに現れる満月珈琲店。三毛猫マスターが星や銀河を基にしたメニューを作ってくれます。三日月のカレーや、氷山のアイスコーヒー、遺跡のシュガーラスクなど『世界を巡る満月珈琲店』をテーマに17種類のメニューを掲載。幻想的な料理の数々は見ているだけでも楽しめます。
『分岐駅まほろし』は、満月の夜に現れる不思議な駅。過去の人生の分岐点に戻り、今とは違う選択肢の人生を歩んでいたとしたらどうなっていたかを知ることができます。過去を変えたからといって、現実は何も変わりません。それでも戻りたいと願う５人の物語。もしもあの時・・・と思うことは日常に溢れているけれど、そのあの時に戻れたら、今の自分はどうなっているのだろう？と考えさせられる一冊。
人が寝静まった満月の真夜中に開く『ねこのおふろや』。今日もたくさんの猫たちで賑わっているようです。大きなぬる～いお風呂や、白猫のための「まっしろゆ」に、黒猫のための「まっくろゆ」、どんなに固い毛ももふもふになる「もふもふゆ」、更には１番人気の「またたびゆ」など、猫たちのためのお風呂がたくさん。世間話をしたり、ブラッシングをしあったり、マッサージをしてもらったりと、猫たちがスッキリ、にゃっぱりする姿に癒されます。お風呂上がりの牛乳は、猫も腰に手をあてちゃうようです。 ＭＣＬ編集部（知）
三冊堂733（2025/10/09）
