2026年 (令和8年)
2月11日(水)
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午前10:00から
午後 6:00まで

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  飛行機の追跡アプリを見ると、驚くほど沢山の飛行機が今日も世界中の空を飛んでいます。空を飛ぶという人類の夢が叶って以来すっかり日常に欠かせない乗り物となり、北海道に暮らしていると尚のこと身近な存在の飛行機ですが、やはり見上げた空に輝く飛行機には大人になった今でも憧れを感じます。
 さて、そんな地上からの視線を浴びながらフライトを終えた飛行機は、その後どうしているのでしょうか?『ひこうきがとぶまえに』は、格納庫に帰ってきた飛行機が再び安全に空を飛べるように、日夜働く航空整備士にスポットを当てた写真絵本。ページいっぱいのエンジンや見たことのない機械たちは圧巻です。普段は見ることが出来ない飛行機の内側を見ると、実際に乗る時に新たな発見があるかもしれません。

 次にご紹介するのは職業飛行士であり、後に星の王子さまを記したサン=テグジュペリの名著『人間の土地』です。本書は飛行士としての著者の体験を綴ったエッセイ集。美しくも過酷な大空の世界とそこで繰り広げられる冒険、そして人間という存在に対する深い思索は、現代を生きる私達の心にも強く響きます。先述した星の王子さましか読んだことがない、という方もぜひ。
 最後にご紹介するのは飛行機の過去、現在、そして未来を歴史的な観点から俯瞰する一冊。ニュートンミリタリーシリーズの『航空全史』は、飛行機が登場する以前から現代のジェット機まで、航空の歴史を完全網羅。上巻では18世紀の気球から第二次世界大戦の戦闘機までの航空機の歴史を後世に名を残す名機の詳細なデータと共に紹介しています。人類が初めて空を飛んでから、世界を繋ぐ夢の乗り物になり、そして戦争の中で飛躍的な発展を遂げ…。機体の性能やその美しさもさることながら、飛行機が積み上げてきた数々の〝成果〟について考えさせられます。 MCL編集部(里)

三冊堂718(2025/06/26)


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