2025年 (令和7年)
3月22日(土)
Weather
午前10:00から
午後 6:00まで

[BookShelf Image]:6198

 名作文学、と呼ばれる作品をどの位読んだことがありますか。一通り読んだ、あらすじは知っている、有名なあの一節は知っている、等様々かと思います。ということで、名作文学と出会う三冊。『日本の名作出だしの一文』ではタイトルの通り日本文学の冒頭一文を取り上げています。こちらは読書案内ではなく、その文がどのような効果を持っているか等を考察し、上手な文章を書くためのヒントも得ようというもの。あらすじも載っているので文章について学びつつ本の内容も知ることが出来るお得な気分(?)。

 ラストを読んでネタバレをくらったとて褪せない名作の魅力を改めて感じられる『名作うしろ読み』。日本を含む世界の名作のラストを取り上げ、その作品を読み解きます。見開きで1作品。そういえば、冒頭を読んで最後に飛んで中を埋める、という読み方をすることはありますが“最後から”はないしラストの一文というのは結構忘れているような……。
 数多い名作文学、どれから手を付けようか、そんな時には“あらすじ本”。世界の名作のあらすじがなぜか関西弁でゆるーく紹介されている『世界名作“ひとこと”劇場』は一言すぎて「本当にこんな話?」と思わずにはいられない。既読の方はきっと「そこかい!」と思う部分もありそうな一言具合。一応最後の方にもう少しかっちりした短いあらすじが載っているので気になる方はこちらもご参照ください。 MCL編集部(綾)

三冊堂703(2025/03/13)


図書館にある新聞・雑誌の一覧です。