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「ただの偶然」「思い込み」と言われる一方、その神秘的な世界で人を惹きつけてやまない占い。情報番組や雑誌の占いコーナーやおみくじの結果に、つい一喜一憂する人も多いのではないでしょうか。『「占い脳」でかしこく生きる』では、そんな占いを否定せず、かといってのめり込みすぎない上手な付き合い方を占星術研究科である著者が案内してくれます。いい占いって一体どんなものでしょう?結果だけに左右されない、占いに対する考え方「占い脳」で人生を豊かにしてみませんか?
思わず手に取りたくなる装丁が魅力の『ちいさな手のひら事典 占星術』。本書では、占星術の発祥を辿り、占いに使用される用語や惑星の役割をレトロでかわいい絵と共に解説しています。わたしたちの感情、仕事、人生の変転に、空の星がどのような影響をおよぼしているのでしょう?12星座ごとの性格や、その星座の偉人の生涯も紹介されています。1人でじっくり読むにも、誰かと一緒に盛り上がるにもおすすめの一冊です。
還暦を迎え、無力感と苛立ちとよるべなさに打ちひしがれた精神科医。心の病を熟知しているがゆえに、そのどうにもならなさを理解できてしまい、かといって同業者のカウンセリングにもかかるわけにもいかず…。精神科医の痛切な心の叫びを私小説的に綴った『鬱屈精神科医、占いにすがる』。人間が"救済"されるとはどういうことなのか。著者の深い内省に引き込まれながら、ままならない中を生きることについて考えてしまいます。 MCL編集部(里)
三冊堂605(2023/04/27)