子どもも大人も毎日の食事を楽しい気持ちで食べたい!!文化や歴史、保存の知恵、味の感じ方、心と食べものの関係など、「食べる」ことを色々な角度から考える『おいしくたべる』。本書を通じて感じることは、食べものは、私達の想像以上に多くの人々が手をかけてできているということ。常日頃、「食べる」ことに感謝する気持ちを忘れてはいけませんね。
日本人は、1965年から1985年の20年が最もバランスの良い食生活をしていたのだそうです。しかし、1985年以降、食の欧米化が進み、栄養バランスの崩れが始まり、それが現代人特有の肥満や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の増加へとつながっていきます。日本人にとって、和食こそ最善の食事法であるという『服部幸應の日本人のための最善の食事』は、人生100年時代の今、永く元気で健康的に過ごすためには食生活の見直し、和食中心の生活がとても大切であるということを具体的に紹介しています。食べることは、生きる意欲のバロメーター。「選食力」を身につけ、今一度、自分自身や家族の食生活を見直すことの必要性を切に感じます。
スポーツに打ち込む子ども達が、ケガや体調不良のために、辛い経験をしたという話をよく耳にします。そうしたことをなくすためには、何を食べ、どんな栄養を摂ればよいのでしょうか。『成功するカラダを作る!スポーツ選手の栄養と食事』では、未来のアスリート達が直面する栄養の悩みを様々な事例を紹介しながら、本当にわかりやすく解説してくれます。能力をフルに発揮するためには、身体の中の栄養状態を最良に持っていくことがとてもとても重要なのだそうです。スポーツにチャレンジする人、そして、スポーツをしている子ども達のお母さんにも、オススメの栄養管理のバイブルです。 MCL編集部(ふ)
三冊堂397(2019/04/25)