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訳ありベテランドクターと、さとり世代の研修医との交流を描いたハートフルストーリー。「窓際」はマイナスのイメージを持たれがちですが、平均寿命が長くなり終末期医療がクローズアップされる現代。日本ではどこの病院にもひとりくらい患者さんの心を救う「窓際ドクター」が必要なのでは。自分の人生の先が見えた時に、「窓際ドクター」に出会えたら、きっと思い残すことがなく人生を終われるような気がします。患者(人)との距離感が絶妙です。こんなドクターに出会いたいと思わされる一冊です。(か)
今日の一冊0450号 (2014/03/06)