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今日は、1994年に起こったルワンダにおけるジェノサイドを考える国際デーです。
ジェノサイド(特定の民族、宗教、国家または人種集団を意図的に滅ぼすことを目的とした組織的な大量殺戮や虐殺)は、ルワンダだけで起こったことではなく、世界中で今なお起こっています。
本書は、なぜ犯罪に加担する者が、一人ひとりは優しく穏やかで善良であるのにジェノサイドは起こってしまうのかを考察しています。そして、それは弱い人間が長い進化を重ねながら、全体と同じ動きをする傾向が強い個体が淘汰されずに生き残ってきたことにあるのではないかと推察しています。恐ろしい歴史ではあるけれど、けっして他人事にしてはいけないことだと深く思いました。 MCL編集部(知)
今日の一冊4487(2025/04/07)