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色の日。色に関する職業の人の記念日です。
ずっとむかし、世界のもののほとんどが灰色で『はいいろのとき』と呼ばれていた時代のおはなし。灰色の世界にうんざりしていた魔法使いはそんな世界を忘れるために色々な魔法を楽しむことにしました。ある日、魔法使いは不思議なものを生み出したのです。それは『あおいろ』というものでした。魔法使いが家の屋根に青色を塗っていると近所の人たちもそれはいいと何もかもを青色にし始めました。そして『あおいろのとき』が始まりました。しかし青一色の世界ではなぜか悲しい気持ちになったのです。そこで魔法使いはまた不思議なものを生み出しました。それは『きいろ』というもので……。徐々に色づく世界と、色に対するイメージを楽しめる。そんな絵本です。 MCL編集部（綾）
今日の一冊4396（2025/01/06）
