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797年の今日、坂上田村麻呂が桓武天皇から蝦夷(えみし)の征討のため征夷大将軍を任ぜられた。
奈良時代に「蝦夷(えみし)」と呼ばれた人々は、古代東北に居住し、独自の生業を営んでいた人々のことをいう。蝦夷は「えぞ」とも読むことから、「蝦夷(えぞ)=アイヌの人々」という説、中世・近世に通用した概念とする説とがある。蝦夷の歴史や文化、古代の蝦夷とアイヌ文化等との関わりについて著者の見解を述べる本書。前述の説も然り、漠然としていた古代蝦夷の史実の理解を深める入り口ともなる。 MCL編集部(そ)
今日の一冊4334(2024/11/05)