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今日は世界アルツハイマーデーです。1994年のこの日、国際アルツハイマー病協会(ADI)の国際会議で、患者やその家族への支援を進めること等を謳った宣言が採択されたことから制定されました。
日本でも65歳以上の5.4人に1人がなると言われているほど認知症は身近なものとなってしまいました。そんな身近に潜む認知症でも未だに理解が得られず、苦しんでいる人が多くいます。認知症の当事者やそれを支える家族に限らず、誰もが認知症について正しく理解し、支え合っていくことが重要です。本書は、当事者へのインタビューをもとに、認知症を抱える人が生きている世界、経験する出来事を”旅行記”の形式でまとめたものです。知りたいけど触れにくい、学びたいけど何から情報を得たら良いのかわからない皆さんに、わかりやすく身近に感じてもらえるようストーリー性を持った一冊となっています。
図書館では9月29日まで関連図書の展示を、保健課では10月6日まで各所でパネル展を行っております。 MCL編集部（羽）
今日の一冊4289（2024/09/21）
