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1759年、江戸幕府が浜御殿で、それまで薩摩藩の独占だった砂糖の試作を始めました。
ある日、アリ王国の国境にひとかたまりの砂糖が落ちていました。それを最初に見つけたのは知恵のあるアリたちのアリマセン国。けれどあまりに大きな砂糖はビクともしません。そこにやってきた力のあるアリたちのアリマス国。砂糖は力のあるアリマス国が運んで行ってしまいました。アリマセン国は、知恵を振り絞って砂糖を取り返そうとしますが…。
小学校低学年向けの物語ですが、大人が読んでも戦いの愚かさと助け合うことの大切さを考えさせられます。 MCL編集部(知)
今日の一冊3919(2023/09/17)