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今日は檸檬忌です。明治から昭和にかけて様々な作品を生み出した文豪”梶井基次郎”の命日であり、代表作の『檸檬』から付けられました。
死後に評価を高めていった梶井基次郎の作品は、世代や個性の違う多くの作家たちから魅力が語られ、珠玉の名作と称されています。その中でも代表作である『檸檬』は、現代に至るまで多くの人に知られる有名な作品です。そんな代表作を美しいイラストと共に彩った本書は、小説としても画集としても楽しむことができます。
体を病んで、借金を抱えている主人公が珍しく売られていた檸檬を手に取り…。今では行くだけで気が重くなる、かつて好きだった丸善で檸檬を手にした主人公がとった行動とは。
不朽の名作が「乙女の本棚シリーズ」でどのように表現されているのか、気になる方はぜひ手に取ってみてください。 MCL編集部(羽)
今日の一冊3742(2023/03/24)