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今日は国際人種差別撤廃デー。1960(昭和35)年のこの日、南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策に反対する平和的デモ行進に対し警官隊が発砲し69人が死亡しました。この事件が国連が人種差別に取り組む契機となったことから、1966年、国際デーの一つとして制定されました。
この世に生を受けた人には必ずルーツがあり、自分の意志で選べるものではありません。しかし、そのルーツによって制度からはじき出され、差別される人が存在しています。そのような社会が果たして「豊か」と呼べるのでしょうか。一人のフォトジャーナリストが、日本に暮らす様々なルーツを持つ人のアイデンティティと向き合い、その人生をたどります。 ＭＣＬ編集部（里）
今日の一冊3739（2023/03/21）
