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今日は夏越の祓。一年の半分が過ぎたことから心身の穢れを落とし、残り半年の息災を祈願します。
そんな日に欠かせないのが『水無月』です。水無月とは、白いういろうの上に甘い小豆を乗せた三角形の和菓子です。この水無月が出てくるお話を含む12人(正しくは11人と1匹)の物語には「きっと誰もが、どこかで誰かを幸せにしている」というテーマが息づいています。前作『木曜日にはココアを』を読んだ人にも、本書から読み始める人にもくつろぎと温かさをもたらしてくれるお話です。 ＭＣＬ編集部（有）
今日の一冊3475（2022/06/30）
