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「アンネの日記の日」。1942年、ユダヤ人の少女アンネ・フランクによって「アンネの日記」が書き始められた日です。
ナチス・ドイツの迫害から逃れ、隠れ家生活について日記を綴ったアンネ・フランク。隠れ家の裏庭にあった「マロニエの木」の事は、日記の中で3回記されています。マロニエの木は、2010年に強風に倒れましたが、その種や苗木は平和と自由の象徴として、世界中へ送られました。日本でも、広島などで育てられています。マロニエの花が見える日常と、それを奪い去った戦争との対比が、戦争が不条理で残酷なことであることを教えてくれる絵本です。 MCL編集部(は)
今日の一冊3457(2022/06/12)