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1947年、日本鳥学会が雉を日本の国鳥に選定しました。雉は日本固有の鳥で、季節による移動をしない留鳥のため１年中見られること、姿が美しく、神話や昔話などで親しまれていることなどが選ばれた理由だそうです。
ふうとはなの絵本シリーズ第３弾。今回は新しい命の誕生のお話です。
農場にやってきた子うさぎのふうとはな。大根畑でたまごを温めている雉のお母さんに出会いました。産まれた雉の赤ちゃんをおんぶしたり、抱っこしたりとお世話をしたふうとはな。雉の親子のお出掛けでは、後ろから辺りを注意深く見回りながら赤ちゃんの後ろを付いて行くお父さんの姿も。
作者のいわむらかずおさんが、実際に見た光景が元になっている心温まるお話です。 ＭＣＬ編集部（知）
今日の一冊3375（2022/03/22）
