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全国古書籍商組合連合会(全古書連)が2003年に制定した、古書の日。「古」の字を分解して「十」「口」とし、これを組あわせた「田」を4冊の本に見立てて10月４日を記念日としたそうです。
大正時代に活躍した日本の政治学者、思想家の吉野作造の名刺が挟まれた古本を手に入れた話。古本業界では「饅頭本」と呼んでいる、故人の香典返しに遺稿などを集め作った本の話。満洲文芸春秋社で発行され幻の本と言われていた、小尾十三の著作『雑巾先生』にまつわる話。「神保町の生き字引」「ミスター神保町」と呼ばれていた著者が綴る、古本にまつわる数多なコラム。一知半解な古本の世界に触れることができました。 MCL編集部（そ）
今日の一冊3206（2021/10/04）
