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1600年の今日、現存する世界最古のオペラであるヤコポ・ペーリの『エウリディーチェ』がフィレンツェで初演されました。
オペラと聞くと敷居の高いもののように感じてしまいますが、こちらは「カルメン」や「アイーダ」など代表的な演目を中心にオペラのストーリーを初心者にもわかりやすく解説している入門書です。この本の最大の特徴は、登場人物別に演目の盛り上がりを表すグラフ。第一幕から終幕までの登場人物たちの心の浮き沈みはもちろん、結末がハッピーエンドか否かまで一目瞭然となっています。グラフの浮き沈みが激しくハラハラしそうな演目もあれば、最後の最後にグラフが上向きになって大団円になる演目も。気分や好みで、自分にピッタリなオペラを見つけられる1冊です。 MCL編集部（小）
今日の一冊3208（2021/10/06）
