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7月1日は釜蓋朔日(かまぶたついたち)。 この日から、地獄の釜の蓋が開いて鬼も亡者も休むとされ、死者の霊魂がお盆に子孫のもとに帰るために地獄の石戸を突き破って出てくるのだそうです。
いうなれば地獄のオフシーズン。せっかくの機会ですから、私たちも地獄旅行などいかがでしょうか?「地獄の歩き方」では、死後、魂がどのような旅路を行くのかを仏教の教えにもとづいてガイドしています。閻魔大王はじめ、地獄の有名人や名所案内のほか、実際にどんな人が地獄に落ちるのか?といった、非常に実用的(!?)な情報も紹介されています。
「ただの作り話」と言ってしまえはそれまでですが、仏教ではどうしてこんな世界を説いているのだろう?と考えてみたら、私たちの生き方を見直すきっかけになるかもしれません…。 MCL編集部(里)
今日の一冊3111(2021/07/01)