2024年 (令和6年)
7月25日(木)
Weather
午前10:00から
午後 6:00まで

[BookShelf Image]:4049

 1802年江戸の今日、幕府の医官・桂川甫周が徳川家斉に日本で初めて顕微鏡の使用法を講じました。甫周は、顕微鏡を日本で最初に医学に応用したほか、杉田玄白らと『解体新書』の翻訳もした人物です。

 水中にいる「藻」のなかまで、ガラスの殻に包まれている0.1ミリにも満たない「珪藻」。その殻を一つ一つ並べて文字や模様を描き、ガラス板の間に挟んで顕微鏡で鑑賞することを「珪藻アート」と言うそうです。極小の世界の作品を作る著者が、ステンドグラスのような美しい作品とともに珪藻の面白さを語ります。 MCL編集部(そ)

今日の一冊2986(2021/02/26)