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今日は、昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなるとされる春分の日です。
春分は、1年の太陽の黄道(太陽が1年でひと回りする天球上の道筋)上の位置を24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付した「二十四節気」の基準点でもあります。生きものである人間としての古い記憶に現代の気候を重ねることが大切だと考える著者が、昔からの日本の四季の変化の味わい深さについて語った本書。それぞれの季節を表す言葉は何とも美しく心地よく、その情景をありありと感じます。また、二十四節気とともに登場する多種多様な本にも心惹かれます。 MCL編集部(そ)
今日の一冊2643(2020/03/20)