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1992年、骨髄バンクが患者登録を開始。
4歳で急性骨髄性白血病にかかった美咲ちゃん、ありえないほど苦い薬、薬の副作用の吐き気、痛い注射、綱渡りの骨髄移植…。美咲ちゃんと一緒に戦っている家族の人たちの、読むと勇気がわいてくるお話です。美咲ちゃんは、せっかく入学した学校で、みんなと違うという理由でいじめられてしまいます。自分の病気をお友達にもっと知ってもらいたい、と美咲ちゃんは詩を書いて絵をつけましたが、この本にカラーで収録されています。また、5歳のとき、なにも食べてはいけない期間が5ヶ月続きました。やっと許してもらえたのが飴2つでした。大人の私でさえ、入院して5日間の絶食でも辛かったのに、5歳の美咲ちゃんはよく頑張れたなと思いました。 MCL編集部(ま)
今日の一冊2371 (2019/06/22)