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1885年の今日、移民条約によるハワイへの移民第一号の船が横浜港を出航したことから、ハワイ移民出発の日。
政府が斡旋した移民は「官約移民」と呼ばれ、最初の移民600人の公募に対し応募が約28,000人。その当時、異国の地で成功したいというエネルギーに満ち溢れた人が多かったことがうかがえます。しかし、「いかにして内地から北海道に移民を連れてくるか」が最優先の北海道においては、他国への移民政策へは消極的だったそうです。屯田兵を含めた北海道へ移住した人々、「北海道移民」の歴史を、道外出身者である著者が自身の疑問をもとに紐解きます。タイトルのとおり、ぼんやりとしていた「北海道移民」の輪郭があらわれます。 MCL編集部（そ）
今日の１冊2225（2019/01/27）
