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月遅れ盆送り火。お盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す行事で、本来は旧暦7月16日であるが、明治の改暦後は多くの地域で月遅れの8月16日に行われる。
幼少時にバイオリンを習い始めるが、音楽の道を諦めて普通の大学に進学。生活費を稼ぐためにアルバイトをするも、身体を壊して帰郷。この間に巡り合った人たちとの人間模様が描かれている。長崎原爆投下後の精霊船の哀しい風景は感動ものです。さだまさしの自伝的小説。 MCL編集部(吾)
今日の一冊1696 (2017/08/16)