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チャールズ・チャップリン初来日。映画黎明期に活躍した彼は、映画監督に脚本家、俳優とマルチに才能を発揮し、またその作風から「喜劇王」と呼ばれています。
子供時代からチャップリンのファンであり、自身も演劇を中心に多方面で活躍する三谷幸喜氏。イラストレーター、エッセイスト等幅広く活動する和田誠氏の両者が96~97年に雑誌「キネマ旬報」にて連載した対談からなるのがこちらの一冊。「ダイハード」「フランケンシュタイン」など、取り上げられる映画は時代もジャンルも関係なく、共通しているのは「二人が見て面白いと感じた」映画であること。あらすじを解説しながら場面ごとの魅力を語る構成となっており、見たことのない映画でもまるで著者二人と一緒に映画を見てきたかのように楽しめます。映画製作を経験した二人ならではの鋭いツッコミも見所。 MCL編集部(小)
今日の一冊1602 (2017/05/14)