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アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場したことから、カクテルの日。「カクテルとは、酒(種類は何でも良い)に砂糖と水とビターを混ぜた興奮飲料で、俗に『ビタースリング』と呼ばれ、選挙運動の妙薬ということになっている」と紹介されたそうです。
17歳のカナは、「人を愛することは、一種類のお酒じゃ強くて飲めないのを、甘いのやら苦いのやら、いろいろなものを混ぜて美味しくするカクテルと似ている」と言い、マリは、「恋で乾いた喉を潤すには、ジントニックがぴったり」と言う。背伸びしたい年頃の女の子の心情を描いた、ほろ苦い物語。 ＭＣＬ編集部（そ）
今日の一冊1601 (2017/05/13)
