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愛知県の西尾市茶業振興協議会が西尾茶創業120年を記念して制定した、抹茶の日。茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風(2)炉(6)」の語呂合わせ。
一杯目はぬるめ、二杯目はやや熱め、三杯目は熱く抹茶を立てという、石田光成と豊臣秀吉が出会ったとされる逸話、三献の茶。昔、武士のたしなみとされていた茶道。千利休の簡素簡略の境地である、「わび」の精神を重んじたものに対し、華やかで大胆な意匠がもてはやされたのが、武将にして茶人の古田織部の織部焼。その名を聞くと、「へうげもの」と呼ばれた茶碗を真っ先に思い出すが、皿、煙管など、写真からもその不均等な文様や姿から伝わる躍動感。実際に触れその質感を堪能したいと思わずにはいられない。 ＭＣＬ編集部（そ）
今日の一冊1505 (2017/02/06)
