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昔から初夢で一年の吉凶を占う風習がある。初夢の夜は大晦日、元日、正月2日、節分等があるが、一般には正月2日の夜の夢が「初夢」とされているらしい・・・(ず~っと元日の夜と勘違い) 室町時代から、良き夢をみるには、七福神の乗った宝船の絵に「永き世の遠(とお)の眠(ねぶ)りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」という回文(逆さに読んでも同じ文)の歌を書いたものを枕の下に入れて眠ると良いとされている。これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをする。
本書は、和尚の教えを守った もっこーそーが、逆に和尚を怒らせたことで流れ流れて初夢が叶うという実に美味し~いお話なのです。ぜひ読んであやかりましょう! MCL編集部(Yu)
今日の一冊1470 (2017/01/02)