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1898年8月6日戊戌の政変。清国で西太后が、帝権恢復と立憲君主制への転換を図る光緒帝を幽閉しました。
「清朝の滅亡を早めた女帝」と言われる西太后は、17歳で入宮し、その美貌が皇帝の目にとまり寵愛を得ることに成功、やがて帝国の実質的支配権を握る存在になって行ったそうです。中国の始祖・黄帝から最後の皇帝で、西太后の甥にあたる統帝(溥儀(ふぎ))までを、華麗な中国王朝物で人気のマンガ家・皇 (すめらぎ)なつきが、美しく精悍に描きます。見開き半ページで語られる帝王たちの物語を簡潔に分かりやすく記すのは、田中芳樹・井上祐美子ら。漫画や歴史・三国志が好きな方にも楽しんでいただける歴史絵巻です。 MCL編集部(紀)
今日の一冊1321 (2016/08/06)