[BookShelf Image]:1452
かき氷のかつての名前「なつごおり」(夏氷)の語呂合せと、1933年のこの日に日本の最高気温(山形市で40.8℃)が記録されたことから、かき氷の日。
海も山も人も寂れてしまっていた、ふるさとの西伊豆の小さな町。上京していた主人公のまりは、自分がずっと変わらずに好きなもの、「かき氷」のお店を始めるために帰郷します。開いたお店のメニューは糖蜜とみかん水だけ。そのシンプルなメニューのように、ささやかな日常の描写が沁みわたります。 MCL編集部(そ)
今日の一冊1309 (2016/07/25)