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1950(昭和25)年、桃屋がのり佃煮「江戸むらさき」を発売。「良い海苔 良い味 何はなくとも江戸むらさき」のキャッチコピーに、あたたかなごはんを頬張る姿が目に浮かぶ。
第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。30代の男性作家による、20代の頃の思い出話として、自由奔放に生きる若き女性を描く。表題の意味は「いつの日か目覚めて、ティファニーで朝ごはんを食べるときにも、この自分のままでいたいの」。いつかは、ティファニーの前で江戸むらさきをのせたごはんを・・・。 MCL編集部(敬昌)
今日の一冊1194 (2016/04/01)