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2月20日は歌舞伎の日。1607(慶長12)年のこの日、出雲の阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて歌舞伎踊りを披露しました。
市川萩太郎は蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。先輩の急逝に伴いその息子、秋司の後見人になります。萩太郎には同学年で6歳の息子・俊介がいます。踊りの才能あふれる秋司に比べ俊介は、歌舞伎や芝居にはあまり興味がなさそう。萩太郎は、近い将来2人に胡蝶の役をやらせたいと思いますが・・・。歌舞伎子役と親同士の確執を描くこのミステリーです。梨園という、特殊な世界を背負うことを定められた2人の少年の運命は・・・? MCL編集部(紀)
今日の一冊1153 (2016/02/20)