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今日は「世界対がんデー」の日。毎年2月4日にがんへの意識向上と予防、検出、治療への取組みを促すために、世界100ヵ国以上の350を超える対がん組織からなるコンソーシアムである国際対がん連合が定めた記念日。
本書は、突然末期の肺がん「肺カルチノイド」と宣告された流通ジャーナリストの著者が、絶望の中「命の始末」と向き合い、その臨終までの道程を 『僕の死に方』 と題し、「今」を全力で生き、死に対しても一生懸命取り組んだ、妻と併走した500日のエンディングノートです。 最後の最後まで仕事をし続け、自分の思い通りの死を迎え、自分の死後までも仕切り通りにお礼とお詫びを伝える。死因も「肺カルチノイド」と希望、数千万人に1人が発病する病名を知ってもらいたいと・・・妻の愛や協力者の思いは勿論、著者の死への挑戦(仕事)と死に様が心にド~ンと響く一冊です。 MCL編集部(Yu)
今日の一冊1137 (2016/02/04)