2024年 (令和6年)
7月28日(日)
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午後 6:00まで

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 1939年の今日、アメリカ・アトランタで映画「風と共に去りぬ」が封切。1860年代のアメリカ南北戦争を背景に、アイルランド系移民であり一代で成功した農園主の娘、スカーレット・オハラの半生が描かれています。

 この本では、実際に兵士として南北戦争で戦った15歳の少年の実話が描かれています。その15歳の少年、チャーリーはミネソタ州に住んでいました。南北戦争が始まろうとしていた1861年、チャーリーの住む町ではあちこちで市民集会が開かれ、ポスターが州一帯に貼られ、戦争に対して市民の興奮は最高潮に達していました。チャーリーはその雰囲気に触発され、年齢を偽って兵士に志願し戦地へ赴きます。その先でチャーリーが目にしたものは、この世のものとは思えないことも知らずに。南北戦争の結果、奴隷制度が廃止され黒人奴隷が解放となったのですが、チャーリーは戦争を体験したことで体と心の傷は癒えることはなく、23歳という若さでこの世を去ります。「戦争」とはなんなのか、ズシンと心に重く響く作品です。 MCL編集部(修)

今日の一冊1086 (2015/12/15)