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1997年の今日、北海道拓殖銀行が破綻。北海道経済を支える屋台骨として、また道民から「拓銀さん」と親しまれた都銀の破綻は、北海道経済だけではなく日本経済の行く末を揺るがす出来事でした。北海道の開拓とともに歩み続けた「拓銀」。また札幌・ススキノも、札幌・北海道の開拓とともに発展してきた地域です。
雑誌「財界さっぽろ」の2006年7月号から不定期で連載されていた「私のススキノ回顧録」をまとめたもので、道内の経済人を始めとしてススキノに縁のある方々の証言が掲載されています。ススキノに住む人々の日常、キャバレー全盛時代、バブル後の低迷期に奔走する関係者たちなど、ススキノの表面・裏面を興味深く知ることができます。日本3大歓楽街の一つである札幌・ススキノ。これからも、札幌、北海道と一緒に歩み続けることでしょう。 MCL編集部(修)
今日の一冊1058 (2015/11/17)