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日本漫画協会と出版社5社が2002（平成14）年8月に「まんがの日」と制定。「漫画を文化として認知してもらいたい」ということから、文化の日を記念日としました。またこの日は、手塚治虫氏の誕生日でもあります。
この漫画は苫小牧市の病院に在籍している実在の医師をモデルに、病気と闘う患者と家族との物語です。モデルとなっている医師は、小児脳神経外科医の高橋義男医師です。水頭症や脳腫瘍、頭部外傷などの小児脳疾患を患った全国各地の患者が、救いを求めて高橋医師の元を訪れるそうです。患者やその家族からは「魔術師」と呼ばれるほど腕利きの医師であることはもちろん、患者とその家族に寄り添い、仲間のように一緒に病気と闘っている姿勢に感動します。現在9巻まで刊行されており、高橋医師がいかにして現在のような医師なったのか誕生から少年、青年へと成長する物語も盛り込まれています。北海道の出版社から発信される、心温まり勇気づけられるヒューマンストーリーです。 ＭＣＬ編集部（修）
今日の一冊1044 (2015/11/03)
