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望遠鏡の日。1608年、オランダの眼鏡技師リッペルハイが遠くの物が近くに見えるという望遠鏡を発明。特許申請をするが、原理があまりにも単純だという理由で受理されなかった。
周りから馬鹿にされようと、雑草や石の絵を黙々と描いている通称「馬鹿一」こと下山はじむ。自分の画や詩が評価されなくても、「君達にはわからないが、僕は千年後に知己が出てくれば、満足するよ」と言い、「僕は人間一人々々に愛されるより、自然に愛される方が好きなのだ」と平然と言う。「今の世で喜んで生きてはいけないと 或る人は言うけれども 私はつい愉快になり、元気になり、本気になり 一生懸命になる。ありがたし、ありがたし」 MCL編集部(敬昌)
今日の一冊1012 (2015/10/02)