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1971年8月2日、国鉄函館本線南美唄支線(美唄～南美唄3.0km)が旅客営業を廃止しました。南美唄支線は最初は石炭を運ぶ貨物線として敷設され、石炭需要の高まりとともに周辺人口も増えて旅客輸送を開始、しかし石炭産業の衰退とともに利用者も激減、旅客輸送が廃止となりました。
全国には秘境駅と呼ばれ観光スポットになっているところもありますが、そこも過去には周辺に多くの人が住んでいた時期があります。そして、秘境駅は高齢化による過疎、産業の衰退、若者の流失などにより地域そのものが崩壊、消滅するという厳しい現実の裏返しでもあります。やがては廃駅となるであろう秘境駅の写真を見ると、昔賑わっていたころの風景はどんなものだったのかと想像してしまいます。 ＭＣＬ編集部（ちか）
今日の一冊0951 (2015/08/02）
