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3（み）10（と）で「水戸の日」。水戸といえば納豆。この本では、納豆が嫌いなしょうたくんが、おじいちゃんとの大豆作りと納豆への加工を体験することで納豆大好きになります。
しょうたくんは3才の時に味わったネバネバしている納豆の感触の気持ち悪さがついてまわり、それからずっと納豆は嫌いです。そんな様子を見てか、農家を営んでいるおじいちゃんが一緒に畑に行って大豆がどう育っていくか、どんな栄養があるのかわかりやすく話してくれます。おじいちゃんは自分が育てている大豆が枝豆や納豆にもなるということを知って欲しかったし、おいしくて体にいい納豆をしょうたくんに好きになって欲しかったのだなという思いが感じられます。「納豆は体にいい日本伝統の発酵食品である」という内容にプラスして、しょうたくんとおじいちゃんのほんわかとしたやりとりに、読んでいる側も心が温かくなる写真絵本です。 MCL編集部 （修）
今日の一冊0806 (2015/03/10）
