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正月最後の日は「晦日正月」といわれ、この日に、松の内に年始回りをしなかった家を訪ねる地方もあるようです。
民俗学者の柳田圀男は、この日は普通の日とは考えられておらず、厄年の男女が特に警戒する以外に、信州では団子を使った風習があると述べています。年中行事はいろいろの新しい疑いが生まれて、人の話を聴く楽しみが止めどもなく成長するものなのだそう。これまで何気なくしていた行事が、パッと色を持つ瞬間に出会えるかもしれません。 MCL編集部 (そ)
今日の一冊0768 (2015/01/31)