2024年 (令和6年)
7月21日(日)
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 昔から万病を除くおまじないとして春の七草を入れた七草がゆを食べました。

 呪術的な意味ばかりではなく、おせち料理で疲れた胃を休め、冬に不足しがちな野菜の栄養素を補う効果があります。林芙美子、織田作之助、寺田寅彦、岡本かの子など8人の作家の、「食」をテーマとした短編を収録した名作アンソロジー。経済学者であり、「貧乏物語」の作者河上肇が書いた「御萩と七種粥」には、河上肇の半生と友人青楓氏との交友関係について書かれています。食と思い出は繋がっているのだとしみじみと感じる短編集です。 MCL編集部 (実)

今日の一冊0744 (2015/01/07)