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今日は、船舶が霧や雪などで視界が悪いときに他船との衝突を回避するために鳴らす「霧笛」の日。
北海道に根を下ろし活躍した小説家・原田康子の一族をテーマにしたこの物語は、霧の町といわれる釧路が舞台。幕末の佐賀から蝦夷へと新天地を求め渡った主人公・幸吉とその妻・さよの激動の人生が綴られています。厳しい北の大地と自らの人生を切り拓くたくましさは、北の大地に暮らすすべての人々の物語のように思えます。 MCL編集部 (そ)
今日の一冊0726号 (2014/12/20)